ゴシゴシこすることの影響とは

洗顔やクレンジングで力強くこすると、肌へ負担をかけてしまいます。ゴシゴシこすることの影響は、大きく分けて4つあります。まず1つ目は、色素沈着です。ゴシゴシこすって摩擦が生まれることで、色素沈着が引き起こされて肌が黒ずんでしまうのです。2つ目は、乾燥しやすくなります。肌に刺激を与えすぎると、角質や皮下組織までダメージを受けます。これらは肌を保護してくれる役割があるため、ダメージは大敵です。また潤いも失われるため、乾燥しやすくなります。

3つ目は、肌が敏感になることです。肌の保護機能が落ちているところへさらに刺激を与え続けると、引き起こされやすくなります。4つ目は、たるみです。肌が無理やり引っ張られることで、たるんでしまうのです。

優しく丁寧に行うのがコツ

洗顔やクレンジングで大切なのは、指の腹を使うことです。手順としてまずやるべきことは、手を清潔にしておくことです。手に雑菌や汚れがついていると、肌に付着する恐れがあります。次に、肌を濡らしておきましょう。水温が冷たすぎると汚れが残りやすく、熱すぎると肌を刺激してしまいます。35度前後のぬるま湯がおすすめです。肌を濡らしたらいよいよ本番ですが、ここでも大切なポイントがあります。洗顔料は十分に泡立てて、クレンジング剤は手の中で温めてから使うことです。いずれも、肌への負担を減らすための重要な過程です。

それぞれ肌につけたら、指の腹を優しく丁寧に回しましょう。すすぐ際もぬるま湯でしっかりと洗い流します。最後に保湿も忘れずに行いましょう。